知らなきゃ損する、ワインの選び方を解説

ワインのあれこれ

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いつもご覧頂き、有難うございます。
ところでみなさん、ワインを購入するときって、どうやって選んでいますか?
特に、大切な方に贈るワインだったりすると、絶対に失敗したくない!という思いが強くなると思います。

私も、5000円以上のワインを自分で購入するときには、念入りにリサーチして、もしも知り合いがいる地方であれば「どうこのワイン?美味しい?」と聞きますし、特にプレゼントの場合は、相手の方の顔を想像しながら慎重に選びます。

ただ、ワインを飲み始めの方にとっては、難しい問題ですよね。もしもお相手がワインが好きで、良く飲まれる方であればなおさら・・。

ワインを選ぶのには場数がものを言います。ただ、やみくもに飲み続けるだけではなく、この記事に書いてあることを実践していただいたうえで5~7回ほどご自身でワインを選ぶ経験を重ねていただければ、間違いなく

  • 「ワインについてある程度知っていて」
  • 「ワインを選べる」

人になります。

この2点を目標に、「どのようにしたらワインを上手に選べるか」のコツをまとめましたので、良かったら実践してみて下さいね。

最初は思い込みでいいので、自分の好きな生産地をもつこと

ワインは、コミュニケーションの手段のひとつです。

もちろんひとりで飲んでもいいのですが、大切な人と一緒に飲むためのワインは、自分が「どんな思いで選んでいるか」を共有することが出来れば、話も盛り上がりますし、相手の意見も聞きやすくなりますよね。

まだ飲み始めの頃は、例えばワインの生産国(フランスやイタリア、スペインなどワイン造りを古くからしてきた「旧世界」、アメリカやオーストラリア、ニュージーランド、チリなどのワイン新興国を「新世界」と呼びます。)のなかで、イメージの良い国や思い出のある国をチョイスします。

試しに1回目はフランスワインを購入。メジャーな地方である、ブルゴーニュを飲んでみるとします。

たまたま手に取ったそのブルゴーニュワインは、ムルソー(Meursault)という村でつくられたワインでした。

そうすると、2回目からは、

「前回飲んだワインがムルソーで、すごく美味しかったから他の生産者も試してみたかったんだ」

「このあいだ飲んだミレジム(収穫年)は2016年で酸が多かったから、今日の2013年の方が、同じムルソーでも飲みやすいかも」

など、些細なことでも「自分がどうしてそれを選んだか」を相手に伝えることが出来れば話のネタにもなりますし、

もしも万が一、味わいが好みのものでなかった時にも、「どの点が好きでなかったのか」を知るきっかけにもなります。

次回から、その特徴をもつワインを避けることができるだけでも、大変な進歩です。

最低限、どの国のどの地方のものかを覚えましょう!

美味しい生産者を覚える

一度覚えた美味しいワイン。絶対に、生産者名は忘れないで下さい。

一人ひとりの味覚は驚くほど違います。あなたが美味しいと感じた、あなたのお気に入りのワインは、あなただけのものです。他の誰かが、1回目からピタリと当てられるものではありません。

ワインの造り手を覚えていくと、いずれワインの知識が増えていくごとに同じような系統(同じような造り・近い畑)の生産者も頭に入ってきます。

まず、飲んで美味しかった生産者は、携帯にメモをしたり、写真を撮っておいたり、ワインアプリを活用してもいいでしょう。

スキマ時間で、ワインの主要生産地や品種を知る

このサイト「ワインの基本」では、ワインの銘醸地であるフランスを中心に、ワインが造られるまでの過程や、どのような知識を得たらワインが選びやすくなるかを、初心者~中級者向けにレベル別に解説します。

これからコツコツ書いていきますので、どうぞ宜しくお願いします!

>>>シャンパーニュの基本

>>>収穫の様子(写真メイン・産地への夢が湧きます)

忙しい皆さんが、電車の待ち時間や会社の休憩時間の間にさらっと読んで、楽しいワインライフにに役立てていただけたら嬉しいなーと思いながら書いています。RSSもしくはfeedlyに登録頂くと更新情報が流れますので、どうぞ宜しくお願いします♪

まとめ

とにかく最初は思い込みでいいので、好きな生産地生産者を決めて、それを選んで深めていくand時々、新しい生産国やワインと比較し経験を積んでいくことが重要になります。

もちろんワインショップやレストランでも、店員の方に聞くことはできますが、信頼できる人が出来ればいいですね。

(私は以前、フランスでも有名なレストランのソムリエさんが選んでくれたワインが残念なものでがっかりした思い出があるので、なるべく自分で選ぶようにしています。)

ぜひ、一緒にワインライフを充実させていきましょう♪